岐阜シティタワー43の…
大和システムが民事再生法の適用
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3355.html
2007年度がピークだったという記事があるが
ちょうど前所属の会社で岐阜のタワー案件を
お手伝いしているときだったことを思うと
なんとも言いようのない切なさをおぼえる。
あのときは販売単価の上方修正はあるわ、
岐阜じゅうのベンツが集まったとの噂は出るわ、
最上階を議員と地元の有力者が取り合いで揉めただの
様々な話題を振りまいたものだった。
どこまでホントだったかは別として、
実質2か月で前倒し完売してしまったのは
今から考えると異常ともいえるプチバブルだった
のかもしれない。
その後、名古屋の事務所に呼ばれる機会があって、
こちらのスタッフの方とお話したときに感じた
「…こんなんで大丈夫かな…ここ…」という感覚は
なんとも、言葉にできないものだった。
振り返れば、三建不動産、東新住建、栄泉不動産、大和システム
など、今はなくなってしまったクライアントさんを
縁あって担当させてもらってきた。
やはり、何か共通の空気を感じた、と言わざるを得ない。
なんとも言葉にしにくいが、あえて言うなら
“危機感のなさ”“独特ののんびり感”
と
“法令順守意識の薄さ”
あとは、業界情報等に関する“無知”
も共通事項だと思う。
いま、それを感じる会社さんには
お邪魔することもなくなってしまったが。
いずれにせよ、貴重な経験だったろう。